The Usual Disclaimers Apply

CGEモデル分析、ときどきDIY&フライトログ(しばしば比率逆転)

LIXIL混合水栓修理、山あり、谷あり

TVを見ていたら背後で大きな水音。見ると、台所のLIXIL製シングルレバー水栓から水が噴き出している。もちろん、栓を開けたわけではない。だから、水を止めようと然るべき位置にレバーを動かしても水は止まらない。やむなく、元栓を閉める。



水栓まるごと取り替えると部材で15kJPY、自分でやれば工事費(20kJPY?)はかからない。このあたりを見て、試しに取り外してみるのだが、根元のネジの取り外しまではできるのだが(それとて、カバーを回転させるためにプライヤを買って3kJPY)、本体がどうにも動画のようには抜けない。いろいろ固着してしまうのは水道関係であるある案件。業者を呼ぶか?






左が元の部品、右が新品

落ち着いて考えてみる。水が止まらないというならパッキンだろうということで、とりあえず水栓を上から分解。見てみると、パッキン、というより、一体化したヘッドパーツを発見。型番(A-3830)から検索してAmazonで発注。しかしよく見てみると、型番にはいろいろ枝番があって、また、レバー上にねじ穴があるタイプと無いタイプがある。間違って(安いから)ねじ穴なしを発注してしまったので、慌ててキャンセルするとこれは間に合った。ねじ穴なしタイプを発注(5,640JPY)し、やれやれと思ったのもつかの間、送付先を大学にしてしまう。これはキャンセルが間に合わなかった...orz。まあ、とりあえず週末だけやり過ごす。



ともかく、部品は発注したので、少し心の余裕が出てくる。そこで、ヘッドパーツを分解して見る。うまくいけば、少しの調整で復活、あるいは、その場しのぎはできるかも。プラスチックのツメを外して分解して見ると、どうも2つの白いパーツがピッタリ密着することで、水漏れさせずにお湯と水を混ぜ、蛇口方面に導いている様子。2つのパーツの表面を布で磨いてすりあわせ、もう一度組み付けてみる。と、あらふしぎ、水の元配管からの水流は止められないものの、お湯からのそれは止められるようになった。とりあえず、水の元栓は止め、(給湯器を切れば水が出てくるんだから)お湯だけで週末を凌ぐことにする。



こうしてできた心の余裕から、要らんことをしてしまう。「要は密着していれば水漏れはしないんだろ」と見切った(?)ので、より強く圧着することを考える。一番いいのはヘッドパーツを上下から締め付けることだろうけれども、ツメで止めてあるだけなのでそれはできない。そこで、ヘッドパーツの上端に輪ゴム(黄色)を噛ませて高さを稼ぎ、固定ナットをぎゅうぎゅうと締め付ける...と、あろう事か固定ナットが割れる。樹脂なんだからさ、そりゃそうさ...orz。



あわてて固定ナットを発注。とどくまでは....完全には割れていないナットで止め、周りをタイラップで締めて受けて凌ぐ。



週明け、2つの部品を交換して一件落着(?)。