The Usual Disclaimers Apply

CGEモデル分析、ときどきDIY&フライトログ(しばしば比率逆転)

経済学研究科vs.附置研究所





目的・手法


経済学系の論文の被引用数で部局の研究能力を見る。




  • TOP20, 50, 100, 200, 拡張リストに載る学術雑誌に掲載された論文で

  • 3回以上引用されているものをカウント


なぜ3回以上かというと、ある種の「有意性」。また、3回にしたらself-citationを大体取り除けるから、という考え。(そうか、3回self-citationすればよいのだね。:-P)





結果の概要





二神ほか(2016), p.9

右のグラフと、論文第5節をまとめれば十分かな。


  • 論文数被引用数のどちらの指標でも、部局ランキングは同じ傾向

  • 一部の研究者が華々しい研究成果を出す一方、多くはほとんど研究成果なし

  • 研究所の方が研究科よりもスコアが高い。しかし、東京大学は大きく逆転



個人的感想


ここでも冪乗則(になるんだろう、プロットしたら)。



 同じ手法で私の論文をカウントしたらどうなるか。私の論文はリストにあるかな...。Food PolicyJJIEがあった。(DP版も含めれば)どっちも3回は引用されている。いちおう、「研究者としてゼロ」ではないぞ...。



 ピンポイントで着弾してるなぁ。いえ、なに、個人の感想です。