The Usual Disclaimers Apply

CGEモデル分析、ときどきDIY&フライトログ(しばしば比率逆転)

自動車保険(任意)加入率

ふと都道府県別の自動車保険・共済(任意)加入率のデータに触れることがあって、確認がてら調べてみたら...かなり恐ろしいことに気づかされた。



全国平均で対人の加入率は87.9%。つまり、8台に1台は任意保険なし自賠責のみという有様(損害保険料率算出機構、2017年3月末のデータ)。個人的にはよほどのことがない限り任意保険にも加入するものと思っていたので、加入率はほとんど100%だと思い込んでいた。我が身の不明を恥じつつも、同時に、恐怖を感じる。



さらに、都道府県別で見てみると、沖縄だと80%を切る自動車保険・共済合算した普及率ワースト20(大体平均以下)が以下の表(第31表 自動車共済・自動車保険 都道府県別 対人賠償普及率 (2017年3月末)より作成)。大阪あたりが平均値。
















































































































    普及率(%)
1 沖縄 77.4
2 鹿児島 81.7
3 山梨 83.6
4 宮崎 83.9
5 茨城 84.2
6 東京 85.0
7 大分 85.1
8 千葉 85.2
9 北海道 86.0
10 福岡 86.5
11 神奈川 86.7
12 高知 86.9
13 長崎 87.0
14 熊本 87.1
15 福島 87.5
16 埼玉 87.6
17 岩手 87.7
18 栃木 87.7
19 大阪 87.9
20 長野 88.1







搭乗者傷害(部位払い)と人身傷害や車両保険は(向こうの)運転者自身の受け取り保険なので、こちらとしては知ったことではないが、向こうが対人・対物をかけてないなら、もらい事故でも取りっぱぐれるので深刻。地図に落としてみるとこんな感じ。無保険車傷害特約をつけなきゃね。




参考



都道府県塗り分け地図マクロ(ただし、ワークシートの山口県のところがYamagataになっているので要修正)(古田裕繁(2014)「Excelによる統計グラフ表現法」第110回, ESTRELA 10月号 No. 247, 46-52(所収).


・損害保険料率算出機構(2018)「自動車保険の概況2017年版」(エクセル版).