細江ほか(2016)の第11章で示すいくつかのサンプル・モデルはプログラム中で使っている変数の数が多いので、デモ・バージョンでは解くことができません。(産業連関表集計プログラムio107-16.gms, io107-17.gmsはデモ・バージョンでも動きます。)
代わりに、NEOS Serverを使えば解くことができます。
から、
- "CONOPT [GAMS Input]"
をクリックして、
- "Model File:"
を自分のPCからアップロードします。Option FileとGDXファイルだけは読み込むことができますが、$include等でその他の外部ファイルを読み込むことはできません。
GDXファイルを読み込む際には、読み込むことができるGDXファイル名は、in.gdxに固定されていることに注意。あらかじめ、.gmsファイル中の読み込む対象のファイル名を(SAM2005.gdx等から)in.gdxに変更しておく必要があります。
たとえば、サンプル・プログラムstdcge11-3-1b.gmsなら、
* Loading data --------------------
Parameter SAM(u,v) social accounting matrix;
*$GDXIN SAM2005.gdx
$GDXIN in.gdx
$loaddc SAM
$GDXIN
* Loading the initial values -----------
Parameter Y0(j) composite factor
F0(h,j) the h-th factor input by the j-th firm
解けたらメールで知らせてくれます。共有サーバーなので、ローカルで解くように直ちに答えは返ってきません。リストを見ればわかるように、CONOPT以外のGAMSのソルバーを使うこともできますし、AMPLのコードも受け付けます。利用するのは無料ですが、もちろん、利用前にNEOS Serverのterms of useをご確認ください。(クラウドにアップロードして解かせるのだから、国会や大臣に報告するファイルはアップしちゃダメですよ。)念のため。
